内臓整体とは?

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『内臓整体』という聞き慣れない言葉に、
『怪しい』と感じてしまう方も多いかと思います。


そこで、
内臓からカラダを整えることが、
病院で原因の分からない・ なかなか改善されない
カラダの不調を整える手段として、
もっと一般的になって欲しい


そんな思いで、このページをまとめてみました







目次

~内臓整体とは?~
1.内臓整体は怪しいもの?
2.内臓整体の定義とは?
3.ともき均整院で行う内臓整体とは?
4.整体でどうやって内臓をととのえるの?


~整体で内臓が整う仕組み~
5.①自律神経について。
6.②内臓疲労と筋肉のコリの関係。
7.③働き過ぎた内臓を休ませる。
8.④弱った内臓を活性化させる。
9.⑤ホルモンバランスを整える。



~内臓から整ることが大切です~
10.腰痛は内臓から整えることが大切です
11.なぜ、どの内臓が疲れているかわかるのか?
12.セルフケアも大切です。
13.まとめ
14.最後に余計な一言





内臓整体は怪しいもの?

内臓と筋肉や関節の関係性は
CTやMRI・血液検査等で
確認することはできません。


そのため
『内臓を整えると肩こり・腰痛が楽になります!』
『内臓の疲れが姿勢を歪ませます!』
と言われても、

『怪しい。』・『怖い。』・
『医学的な根拠があるの?』
と疑われがちです。


私の周りの医療関係者の方に
内臓整体の話題をしても

『何それ?大丈夫??』
というリアクションがまず返ってきます。




しかし、
カラダに起こる反応に着目し、
それを探求し続けると、

内臓の疲れや不調が
カラダ全体に与える影響の大きさは、
無視できないものであることに
気が付かされます。


また内臓と腰痛などの関係は、
生理学の分野では
内臓帯壁反射という観点から、
説明ができる分野です。



はっきりと目で確認することや、
数値化することが難しい分野ではありますが、

しっかりとした生理学的な
理論から成り立っているものであることを、
ここで伝えさせて頂きたいと思います。



※内臓整体にはいろいろな流派があります。
 中には生理学的な根拠がなく
 内臓整体を謳っている場合もあると思います





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内臓整体の定義とは?

実は内臓整体の手法も様々で、
内臓整体の定義は曖昧です。



東洋医学の思想をベースにしたもの。

フランスのオステオパシー・ドクターである、
ジャン・ピエール・バラル氏が開発した
内臓マニュピレーションをベースにしたもの。

アメリカの医師、
エイブラハム氏が開発した
スポンディロセラピーをベースにしたもの。


などがあります。


この他にも、
いろいろな手法を使って
内臓整体を謳っている方がいます。






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ともき均整院で行う、内臓整体とは?

当院で行う内臓調整は、
身体均整法の内臓調整と
内臓調整療法師会の行う内臓調整療法を
施術の基本としています。


先に挙げたように、
内臓調整には様々な手法があります。



この場合、どれが本当に効果的か?
と、その効果を追及する研究が進められます。


この研究で生まれたものが、
身体均整法の内臓調整です。
(戦後の療術の科学化運動から生まれた。)


身体均整法で行う内臓調整は、

スポンディロセラピーをその根幹にしつつ、
経絡を使った手法も取り込まれています。

また肝臓にバイブレーションを加える、
マニュピレーションの要素も加えています。
(年代的には内臓マニュピレーションよりも、
均整法の方が先に生まれています。)


それぞれの内臓調整を『いいとこ取り』
したものが、身体均整法の
内臓調整といえます。



さらにその『いいとこ取り』したものを、
数多くの臨床経験や解剖生理学の視点から研究し、
『解剖生理学的に根拠のあるもの』を抽出し、
生み出されたものが

内臓調整療法師会が行う内臓調整療法だと、
私は考えます。


よもや、いろいろ削ぎ落とし過ぎて
大事なものまで削ぎ落としていそうな
感じがしますが、


安全で効果の高いものだけを抽出し
生みだされた技術を、
当院では提供させて頂いています。






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整体でどうやって内臓を整えるの?

内臓整体って、
お腹を強く押したり・揉んだりするの?
と聴かれることがありますが、

当院では、
お腹に触れたり・背中や肩を摩ったり、
押したり・足つぼを押したり、
マッサージのような刺激で
内臓の働きを整えています。


肝臓に関しては、
手でバイブレーションを加えるなど、
臓器に合わせた独自の方法で
その働きを整えています。


お腹を強く押すと、
自律神経の反射を起こす場合もあります。


そのため、
お腹に強い痛みを出すような刺激は、
当院では行いません。


お腹をグイグイ強く押して
『内臓から悪いものが出るからね!!』
なんてことをおっしゃる方もいますが、
ちょっと危険な香りがします。





確かにお腹を強く押されると
『なんかスゴイことをやってもらった!』
という満足感はありますが、
そこに安全性は存在しません。



お腹を強く押されて、
めまいが起きた。吐き気がした。
翌日ぐったりした。
ということも起こり兼ねません。


腹部の深部のコリをとることが
必要な場合もありますが、
その場合はゆっくりと
お腹に手を沈めていくような施術が必要です。


その方が副作用もなく効果的だと考えます。




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整体で内臓が整う仕組み
 ①自律神経について。

生理学的な観点から、
内臓が整う仕組みをまとめてみます。


内臓は自律神経(交感神経と副交感神経)
によってその働きがコントロールされています。

交感神経は
心臓など運動時に必要な内臓の働きを活性化し、
消化吸収に必要な内臓の働きに
ブレーキをかける働きもあります。





逆に、

副交感神経は、
胃腸など、消化吸収に必要な
内臓の働きを活発にし、
心臓などの働きに
ブレーキをかける作用があります。




運動をするときに消化器が働くことや
休んでいるときに心臓がバンバン働くことは、

カラダにとって効率が悪いので、
そのように各臓器に
アクセルとブレーキが存在しているのです。


カラダのしくみって本当によくできています。


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整体で内臓が整う仕組み②
 内臓疲労と筋肉のコリの関係

消化吸収に必要な内臓の働きに
ブレーキをかける交感神経は
背中やお腹にある脊髄神経と連絡しています。

また交感神経には分節性があります。


これが当院の内臓整体において
重要なポイントです。


例えば、
肝臓は胸椎5番~9番から出る交感神経が、
肝臓の働きのブレーキ役となっています。

この肝臓から出る交感神経は、
肩甲骨や背中・あるいは上腹部
あたりの皮膚や筋肉を支配する神経とも
連絡をしています。

たくさんお酒を飲んだり・夜更かしをして
肝臓を疲れさせてしまうと、

肝臓の交感神経と連絡している、
脊髄神経によって支配される
皮膚や筋肉に緊張を起こします。
(生理学的に内臓帯壁反射といいます。)



これが内臓疲労によって出来た
筋肉のコリの正体です。

この固く凝った筋肉が、
骨を引っ張り姿勢の歪みをつくります。


写真の女性は肝臓の疲れから腰痛
(右の仙腸関節の痛み)を
起こしていた女性です。

肝臓の内臓帯壁反射によって
左肩や右の背中・右の腰に
筋肉のコリが生まれています。



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整体で内臓が整う仕組み。
③働き過ぎた内臓を休ませる。

副交感神経=リラックス 
交感神経=興奮状態

というイメージがありますが、
消化器に関してはその逆で、

副交感神経=消化器が働く
交感神経=消化器を休ませる

ということになります。



例えば胃潰瘍など
『内臓の働き過ぎが原因で不調を起こしている』場合
その胃の働きを休ませる必要があります。



胃のを休ませるには、
その臓器を支配する交感神経の働きを
活性化する必要があります。




また、
胃を働かせるアクセルとなる迷走神経の働きを抑制し、
働き過ぎた胃の働きを休ませる方法もとります。




働きすぎた消化器は
ブレーキ役の交感神経を活性化し、
アクセル役の迷走神経を抑制することで、
その働きが中庸となってきます。




先ほど挙げた内臓帯壁反射によって生まれた、
筋肉や皮膚のコリに対して、
独自の調整方法(擦る・押す)で
刺激することで、

筋肉や皮膚の神経を介して、
消化器を支配する交感神経に作用させ、
働き過ぎている内臓を
休ませてあげることができます。
(生理学的には帯壁内臓反射といます)。



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整体で内臓が整う仕組み。
④弱った内臓を活性化させる。

先ほどの例とは逆に、
『働かないため不調を起こしている』場合は、

ブレーキ役の交感神経を抑制し、
アクセル役の迷走神経を活性化することで、
その働きが中庸となってきます。




消化器にとってのアクセル役の迷走神経を活性化し、
内臓の働きを活性化します。






また、
消化器にとってのブレーキ役の交感神経を抑制し
その働きを活性化します。





内臓が働きすぎた場合と同様に
臓帯壁反射によって生まれた、
筋肉や皮膚のコリに対して、
独自の調整方法(擦る・押す)で
刺激することで、

筋肉や皮膚の神経を介して、
消化器を支配する交感神経に作用させ、
弱った内臓の働きを
活性化することができます。

※働き過ぎた内臓を休ませる場合と
調整刺激は異なります。



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整体で内臓が整う仕組み。
⑤ホルモンバランスを整える。

全ての内臓は自律神経によって、
その働きが整えられています。

しかし、
中にはその働きが自律神経だけでなく、
ホルモンの影響を強く受けるものも存在しています。


具体的には、
甲状腺・副腎・卵巣・子宮・腎臓です。


これらは、
脳の視床下部や下垂体のホルモン分泌によって
その働きがコントロールされています。


参考:ヒューマンアトラス

この下垂体は蝶形骨の下垂体窩というくぼみの中に、
おさめられています。


この構造から、
蝶形骨がずれが、
下垂体からのホルモン産生に影響を及ぼすと考えられています。
(私の知る限りでは、医学的な根拠はありません。)

そして、この蝶形骨のズレを整えることで、
ホルモンから内臓を整えることが可能となってくる
と考えます。


実際、子宮筋腫・子宮内膜症などの婦人科系のトラブルを抱える方に、
この蝶形骨の動きが少ない方が多くいます。


蝶形骨は顔の様々の骨と隣接しているため、
その歪みは顔の歪みとしても現われます。

顎の開きにくさ・目の大きさの左右差・ほほ骨の高さの違い
鼻筋が曲がっている、頭の形の左右差などとして
現われて来るかと思います。


過去に(幼少期も含め)頭や顔を強くぶつけた、
股関節を怪我したなどの怪我の経験がある方は、

蝶形骨が動きにくくなっている場合があるので、
当院でその歪みをチェックすることをおススメします。




顔の歪みは骨盤の歪みなどとも深く関係しています。
口元が歪んでいる方は、骨盤に問題がある方がほとんどです。



座っていてもどこか、
左右にカラダが傾いて座っている方が多く見受けられます。


顔の歪みを顔だけで整えても、
すぐにもどってしまいます。


つまり、
蝶形骨を含めた顔の歪みを整え、
ホルモンバンスを整えるには
全身から調整することが重要です。



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腰痛は内臓から整えることが大切です。

腰痛の原因は様々ですが、
その多くは姿勢の歪みから起こります。


しかし、単純に筋肉リリースや骨盤矯正を行って、
その時に腰痛が改善されても、また直ぐに戻ってしまいます。



それは、内蔵から起こる内臓帯壁反射の影響を
取り除けていないために起こります。


表面の筋肉のコリや歪みを整えても、
内臓が整っていないと、
またそこから反射を起こし、
カラダの歪みをつくってしまいます。



そのため、
姿勢の歪みから起こる腰痛の場合は、
内臓調整が有効と考えます。



疲れた内臓を整えることで、
内臓の反射によって凝っていた筋肉は
柔らかくほぐれてきます。


そして、
姿勢を歪ませる原因である凝った筋肉が
ほぐれることで、姿勢が改善されてきます。


姿勢の歪みが整うことで、
負担のかかっていた腰の痛みが緩和されてきます。



腰痛のほか、
肩の痛み・膝の痛みも・背中の痛みも


内臓から整えることで、
痛みを改善することが期待できます。



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なぜ、どの内臓が疲れているかわかるのか?


各臓器は支配する神経が違い、
コリが出るポイントも
臓器によって変わってきます。


肝臓は
右の腰や左の背中・右肩にコリを生みやすく、

胃は
左の腰や左の背中・左の肩に
コリをつくりやすくなっています。



つまり、
内臓帯壁反射の結果生まれたコリが
どこにあるか、
それを分析していくことで、
どの臓器が疲れているがみえてきます。


その疲れた臓器に合わせて、
施術を選択しカラダを調整させて頂いてます。





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セルフケアも大切です。

内臓が疲れる原因は、普段の生活習慣やストレス・思考パターンに原因があります。


例えば肝臓の疲れは、
お酒の飲み過ぎ・スナック菓子等の食べ過ぎ・寝不足などで起こります。

また常にイライラしたり、誰かを強く恨んだり、
思考が偏ることでも肝臓は疲れてしまいます。


当院で施術をして、カラダが楽になっても
全く同じ生活習慣を続けてしまうと、
またカラダがもとに戻ってしまいます。



仕事の環境によっては、
なかなか生活習慣を変えることは難しい場合もありますし、
楽しみであるお酒を辞めることは、なかなか難しいものです。



ちょっと生活習慣を見直してみると、

寝る前になんとなくスマホで動画を眺めたり、
お菓子をなんとなく毎日食べていたり、
シャワーだけの入浴習慣、

意外と変えられそうな生活習慣はあると思います。


その辺りから見直していくことが、
お客様にとってのセルフケアになるかと思います。




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まとめ。



当院では全身から内臓の疲れを読み解き、全身から施術をしています。
また当院で行う内臓整体は、生理学的な根拠にもとづく施術を提供しています。


それは自律神経の緊張が体表(皮膚や筋肉)に反射を起こす、
内臓帯壁反射というカラダの仕組みです。


また経験から得た情報になりますが、
卵巣や副腎といったホルモンの支配も受ける臓器は、
その調整に頭蓋骨の歪みを整えるということが効果的な場合があります。


頭蓋骨の歪みは骨盤の歪みとも連動していることが多く、
全身を整える必要があります。



整体で内臓を整えることも重要ですが、
内臓を疲れさせる原因は生活習慣や思考パターンにあるため、

セルフケアが重要となります。

しかし、
いきなり生活習慣を変えるのは難しいので、
少しずつ生活を見直していくことから始めると良いと思います。




最後に一言。

人のカラダと向き合う仕事を始めて8年が経ちます。

その中で気が付くことは
『カラダはその人の生きてきた歴史や、あり方を示すもの』
であるということです。


腰に痛みが出ると
腰痛を起こすきっかけを作った
20年前の感情や思いが蘇ってきたり、


家族や自分に対して
必死になって責任を貫こうとして、
胃腸が疲れてしまったり。


カラダの不調には必ずその人の『想い』が詰まってます。

そのカラダに対して、
『お薬を飲んでいれば大丈夫。』
『カラダのことはお医者さんにお任せ』


で関心を持たないのも、
どこか寂しい気もします。



もっと違った視点からカラダをみられると、
人生が豊かに感じられるかも知れません。


そんな想いで施術にあたっています。


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~ともき均整院~

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